立憲民主党は1日、定例の役員会を開催。冒頭、枝野幸男代表が発言しました。

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 はい、皆さんお疲れさまでございます。

 いよいよ6月に入りまして、一応予定されている会期末が近づいてまいりました。
 第2次補正の中身が明らかになってまいりましたが、もうこれについては、遅い、小さいということで、大変な問題を抱えていることはすでに共有をさせていただいていると思います。

 一方で、それでも前に進めなければならない中で、この後、国対からご報告いただけるかと思いますが、来週には予算委員会があるかと思いますが、そこに向けてしっかりと足らざるところを補い、遅い部分を後押しをしていく論戦を挑んでまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 ただこうした中で、いろいろな報道等を見ますと、会期末で国会を閉じようという話が相次いでおります。
 今の感染症の状況、緊急事態宣言は解除されましたが、残念ながら北九州市では大変多くの皆さんが感染をされていることが明らかになり、東京の感染者の数もゼロに近づいていくというよりは、再び増加の傾向に行きかねない大変微妙な状況にあるかと思っています。
 さらにはここから事業の継続がいよいよ困難になる、暮らしが成り立たなくなるという方が顕在化をしてくる状況にあります。
 常にしっかりとした対応ができるように国会は構えていかなければならない、そういった状況にあるのは間違いないと思っております。
 是非、国会をしっかりとやらせる方向で進んでいければと思っております。

 冒頭、最後にこの間、持続化給付金の支給手続きを受注した民間法人の問題が次々と指摘されているところであります。
 そもそも、この経緯となぜこうした団体に発注をしたのか、そこでのいわゆる中抜きという問題と同時に、私はそこまでして優遇的に選んだ業者でありながら、実際の持続化給付金の申請、そして交付手続きがまったく進んでいない、大変なトラブルを招いているという、非常に質が高いものを、国民の期待に応えられる仕事をされているならまだしも、まったく仕事ができてないところに、こうした発注をしていることは、本当に深刻な問題だと思っております。
 これについても国対を中心に、すでにしっかりといろいろな調査を進めていただいていると承知しておりますが、厳しく実態を解明することは、単に問題を明らかにする事にとどまらず、いまは迅速に皆さんの暮らしを支えていかなければならない、その迅速な行政執行をしっかりと今後、担保させていく上での大事な問題だと思っておりますので、是非皆さん、それぞれ手分けをして役割分担して、この問題にも取り組んでいただきたいとお願いを申し上げます。

 私からは以上です。